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葬儀場

FUNERAL HALL

美浜儀式殿外観

博全社
美浜儀式殿

”選べる家族葬”のセレモニーホールへ改修

葬儀ニーズの個性化・多様化へ対応する、ウィズホールとファミリールームという2つの特徴ある家族葬ホールを中心とした総合セレモニーホールへの改修です。

美浜儀式殿は、従来、地元ナンバーワンの知名度があり、多くの方々が利用されてきました。
一方、これまで、大規模葬を中心としたご利用が多く、また、階段とホールが一体のため、葬儀の同時開催が難しく、せっかくのご依頼をお断りせざるをえないことがおきていました。
加えて、赤・青といった強い色調で内装デザインが豪華であるものの重苦しく感じるお客さまの声もありました。

時代の流れで、葬儀の目的と規模が変化し、故人とのお別れをご家族で、それも少ない人数で丁寧に送りたいというお客様のニーズが増えています。
そして葬儀ニーズの個性化、多様化が進んでいます。

ヒアリングと打ち合わせを重ねた結果、私たちは美浜儀式殿を、ウィズホールとファミリールームという2つの特徴ある家族葬ホールを中心に、一般葬・直葬・法要へ対応できる総合セレモニーホールに改修しました。
また、豪華から、上質にデザインの方向性を修正しました。
これまでの認知度を活かすために外観は色彩変更と看板修正にとどめ、一方内装は多様化するニーズに応えるよう大きく構成を変更しました。
その際、ご遺族のみなさまがゆったりと過ごせるよう、客室のような控室をデザインしました。


*ウィズホール:葬儀ホールと控室がつながり、ご遺族が故人と一緒( with)にお過ごしできるホール形式
*ファミリールーム:自宅をイメージした家族葬専用のお部屋


ーまとめー
before
1_大規模葬中心のホール構成
2_原色の強い色調と装飾的な、重く豪華なデザイン

After
1_選べる家族葬を中心とした、多様なニーズに応えるホール構成に変更
2_2件の葬儀と直葬が、同日施行ができるよう計画
3_ナチュラルな色調の、落ち着きある上質なデザインへ変更
4_ご遺族がゆったりと過ごせる客室のような控室を実現



サービス内容:ブランディング・設計監理
設計チーム:佐竹永太郎(STAR)/山田慎一郎(山田スタジオ)
施工:株式会社 笹原工務店

用途:葬儀場
工事種別:改修
構造および階数:鉄骨造地上3階・塔屋1階
敷地面積:1545m2
延床面積:1827m2
所在地:千葉県千葉市
計画・工事:2018.04〜2019.02
完成 2019.03

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