納骨堂
OSSUARY
真宗大谷派淨專寺
とやの浄苑
光と庭をテーマとした、新潟初の屋内墓処
利便性が高い新潟市内の地に、慶長年代(1600年)創建の歴史ある淨專寺が御先祖様を尊び、多くの方々が気軽に安心してお参りのできる、心の安寧処を計画しました。
ー計画概要ー
伝統的な要素と革新性を兼ね備えた納骨堂という
「とやの浄苑」の理念を表現した参道・堂宇からなる立体伽藍と見立てて建物全体を構成しました。
幹線道路に面した周辺環境に配慮し、御供養にふさわしい環境の実現のため、駐車場を奥に配置し喧騒から距離をおく配置計画としました。
また、堂宇と庭園を大きな枠「ビッグフレーム」でつつみ、周囲の環境に埋没しない象徴性と力強い安定性をもった品格ある外観としました。
屋上から地下へと光で結ばれた独創的な参拝環境「光の心柱」を主軸とし、黒と金の伝統的な色使いを基調としながら、風合いのある自然素材と地元の工芸作家の協働によるアートワークを活かした現代的な建築として、これからの時代にふさわしい納骨堂の実現を目指しています。
ーデザインー
寺院としての格式は保ちつつ、現代性を兼ね備えたデザインです
阿弥陀仏の象徴である「光」、そして淨專寺の名高い「庭」、二つの特色を生かし、光と庭をテーマとした独創的な参拝環境をデザインしました。
サービス内容:企画・設計・監理
納骨堂開発コンサルティング:成世南海堂
設計チーム:佐竹永太郎(STAR)/山田慎一郎(山田スタジオ)/水谷壮市(水谷壮市デザイン事務所)/奥野幹(ムーフラットデザイン)
アートワークプロデュース:蒔田勇輔(コンストラクト)
施工:ー
構造および階数:RC造 地上3階 地下1階
収容安置:間接礼拝型納骨堂・樹木葬型納骨堂
敷地面積:1796m2
建築面積:640m2
延床面積:1307m2
所在地:新潟県
計画:2020.02〜